編集方針とエビデンスの扱い
筋肥大コラムは、筋トレを続けている人が「次に何を変えるか」を自分で決められるようにするための記事群です。ここでは、記事をどう作り、研究をどう扱い、いつ直すかを公開しています。
誰に向けて書いているか
想定読者は、筋肥大を目的に週2〜5回トレーニングし、自分でメニューを組める人です。用語は必要な範囲で説明しますが、初心者向けに噛み砕いて冗長にすることはしません。医療上の助言ではなく、痛みや既往がある場合は専門家への相談を優先してください。
記事を書くときの基準
- タイトルの疑問に冒頭で答える。前置きや自己紹介から始めません。
- 固定処方にしない。「週10〜20セット」のような目安は、トレーニング歴・強度・種目・回復で有効域が動くことを添えて書きます。
- 断定を避ける。「科学的に証明されています」「唯一の正解」といった表現は使いません。エビデンスが弱いテーマでは、分かっていないことを分かっていないと書きます。
- 研究結果と実践的推論を区別する。研究が示したことと、そこから導いた運用上の判断を混ぜません。
- 文字数を稼ぐための繰り返しを書かない。短くて足りるテーマは短いままにします。
出典の扱い
各記事の「根拠」欄に載せる出典は、事前に実在を確認した論文・ポジションスタンドのプールからのみ引用します。タイトルとURLはプールから逐語でコピーし、記事側で言い換えることはしません。プールに合う研究がない場合は、引用を足すのではなく主張の範囲を狭めます。
- その研究が実際に検証した範囲を越えない。初心者を対象にした研究の結果を「経験者でも」と広げない、特定の2種目で比べた結果を「あらゆる種目で」と書かない、といった点を記事ごとに点検しています。
- 筋電図(EMG)の値を筋肥大の証拠として扱わない。その瞬間の活動量と、数か月後の筋量変化は別の指標です。
- 一つの研究を絶対視しない。対象者、測定方法、期間によって結論は変わり得ます。
- 撤回の疑いがある研究は使わない。判明した時点でプールから外し、該当記事の主張を書き直します。
- 被験者数・用量などの細かい数値は、確認したものだけを書きます。
公開日と更新日
各記事には実際の公開日を表示しています。内容を改稿した記事には「更新」の日付を併記し、構造化データの dateModified も同じ日付にしています。翻訳版がまだ追いついていない記事では、そのページ自体は変わっていないため、翻訳版の更新日は動かしません。
誤りへの対応
事実誤認や、研究の解釈が範囲を越えている箇所を見つけた場合は修正し、更新日を改めます。指摘はサポートページから受け付けています。表現の好みではなく、事実か解釈の範囲に関わる指摘を優先して反映します。
アプリとの関係
この筋肥大コラムは、ワークアウト記録アプリ BTB Workout Log が運営しています。記事内でアプリに触れるのは、記事のテーマが記録データと直接つながる場合だけです。筋肥大を生むのはトレーニングであり、アプリは記録して判断するための情報を出す道具である、という位置づけを守っています。