筋肥大に効くのは何回?「何回できる重量」で負荷を決める正解と%1RM早見表

「何kg挙げるか」より「その重量を何回できるか」で負荷を決めるのが正解です。限界の1〜3回手前まで行けるなら、6〜15回のどこでも筋肥大は起こります。

回数は重量設定の物差しです。回数と重量(%1RM)の関係を押さえれば、初めての種目でも適正重量を素早く見つけられます。

回数は「重量が適正か」を測る物差し

筋肥大に必要なのは「限界近くまで追い込む十分な負荷」です。その負荷が適正かは、何回できるかで判定できます。例えば「10回で限界」なら、それはおおよそ10RM=1回だけ挙げられる重量(1RM)の約75%です。狙った回数で限界(またはRIR1〜3)が来る重量こそ、あなたにとっての適正重量。重量の絶対値ではなく、回数で負荷を管理するのが実践的です。

回数と%1RMの対応(RM換算表)

限界の回数(RM)おおよその%1RM主な用途
1回100%最大筋力テスト
3回約93%筋力向上
5回約87%筋力+筋肥大
8回約80%筋肥大(基本種目)
10回約75%筋肥大の王道
12回約70%筋肥大(補助種目)
15回約65%筋肥大(単関節・仕上げ)

数値は個人差がありますが、初めての種目で重量を当てるときの出発点として使えます。

適正重量を素早く見つける手順

  1. 換算表を目安に、狙う回数の重量を仮決めする(例:10回狙いなら1RMの約75%)。
  2. 1セット行い、限界までの余力(RIR)を確認する。
  3. 余力が4回以上あれば重すぎない=重量を上げる。フォームが崩れて狙い回数に届かなければ下げる。
  4. 「狙い回数でRIR1〜3」に収まる重量を、その種目の基準として記録する。

この基準重量を記録しておけば、次回は当て直す手間なく、前回比で伸ばすことに集中できます。

回数だけ・重量だけでは伸びない

「軽い重量で回数だけ増やす」「重い重量で毎回同じ回数」——どちらも片輪では停滞します。筋肥大を進めるには、狙ったレップ範囲の中で回数を伸ばし、上限に届いたら重量を上げて回数をリセットする(ダブルプログレッション)のが王道です。これは回数と重量の両方を記録していて初めて回せます(漸進性過負荷)。より広い視点でのレップ範囲の考え方はレップ数の記事を参照してください。

よくある質問

重い重量で低回数と、軽い重量で高回数、どちらが筋肥大しますか?
限界近くまで追い込めばどちらでも筋肥大は同等というのが近年の結論です。詳しくは高重量と高回数を比較した記事で解説しています。実用上は基本種目6〜10回、補助種目10〜15回が扱いやすい配分です。
毎回1RM(最大重量)に挑戦すべきですか?
筋肥大目的では不要です。1RMに近い超高重量は神経系の疲労と怪我リスクが高く、ボリュームを稼ぎにくいため非効率です。6〜15回で限界が来る重量を主に使います。
同じ重量で回数が伸びなくなったら?
レップ範囲の上限に届いたら重量を上げ、下限の回数からやり直します。これがダブルプログレッションで、記録があれば迷わず実行できます。

まとめ

その「前回より少し」を、確実に記録する。

筋肥大は前回の重量・回数を上回り続けること(漸進性過負荷)でしか進みません。BTB Workout Logなら種目ごとに前回値がその場に表示され、部位別の週間セット数まで自動集計。広告ゼロ・完全オフライン・基本無料で、記録が続きます。

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